同窓会長あいさつ

同窓会長
大坪 祥浩

 皆様におかれましては、益々御清栄のこととお喜び申し上げます。また、これまでも多大な御支援を賜り誠にありがとうございます。
 このたび、薩南工業高等学校同窓会の会長を拝命しました。身に余る大役ではございますが、母校を愛する皆さまと共に歩む機会をいただき、心より光栄に存じます。
 我らが母校は明治42年10月20日に設立され、明治・大正・昭和・平成・令和と五つの時代を経て参りました。今年度で116周年を迎え、同窓会員は18,625名を数え日本各地、そして海外でも活躍しております。本校創立に際して宮原直二翁が詠んだ「ひと筋に学び励みて墨縄の正しき道を踏みなたがへそ」の精神は、色あせることなく、有為な人材を輩出し続けていることになります。
 同窓会の活動としましては、知覧ねぷた祭りに囃子で参加するため、太鼓を2台購入させてもらい、生徒・職員・PTAと協力し昨年度から参加しています。また資格取得において、優秀な結果を残した在校生に奨励金を送るなど、活性化を支援しております。
 コロナ禍を機に、これまでの規模での活動がままならない状況ですが、そうした時代にあっても母校が存続し発展していくため、会員の皆様の温かい御協力をお願い申し上げますとともに、皆様の御健勝と御多幸をお祈り申し上げ御挨拶といたします。

令和7年10月19日

鹿児島県立薩南工業高等学校 同窓会会長 大坪 祥浩